神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
寒川版 公開:2018年8月3日 エリアトップへ

走って、走って地区優勝 旭が丘中男子バスケ部

スポーツ

公開:2018年8月3日

  • X
  • LINE
  • hatena
強豪アレセイアの牙城を崩した
強豪アレセイアの牙城を崩した

 第52回神奈川県中学校バスケットボール大会湘南ブロック大会で、旭が丘中学校男子が優勝した。走り込みによる体力強化作戦で、勝ち続けていた強豪アレセイアの牙城を崩し、県大会に駒を進めた。

 湘南地区はここ数年、アレセイアの独壇場だったという。その強豪校に立ち向かうために用意された秘策が、徹底的な走り込みだった。

 同校は6つの部活が体育館を共用しており、週に3日はロードワークを強いられる。学校の周辺1Kmコースを最低5周。17人の3年生は1年時から取り組んでおり、その走破距離はおよそ2000Km。確かな自信を胸に最終学年を迎えた。

 目の前に立ちはだかるアレセイアの壁。今年のチームになって、昨冬の新人戦では県ベスト16に進出。着実に力をつけ、春の湘南地区大会ではアレセイアに勝利を収めた。しかしこの時、相手チームのエースは不在だったという。

 迎えた今大会、エースが復帰したアレセイアと、の対戦を楽しみにしていたところに信じられないことが。なんと、アレセイアが2回戦で姿を消してしまったのだ。顧問の寺本拓生教諭は「選手たちは茫然自失でした。それでも、励まし合いながらつらい走り込みをやり遂げた選手たちです。目標は関東大会へ行くことを確認し合い、再び結束しました」と話す。

 決勝戦の相手はアレセイアを破った「湘洋」だった。序盤で奇襲を仕掛けて優位に立つと、終了までリードを守り続けた。体力自慢の同校にとって、猛暑に拍車がかかったのも優位に働いた。

 寺本教諭は「優勝時は、選手は嬉しそうな表情でしたが、すぐに県大会に照準を合わせ直した。体力には自信があります。この先も楽しみです」と目を細める。

 走って、走ってつかんだ関東への道。バテない強みを生かして、最後まで全力で戦えるチームだ。

寒川版のトップニュース最新6

観光ガイドクラブ発足

観光ガイドクラブ発足

2団体が合併し地域振興

4月12日

ゼロカーボンへ協定

寒川町

ゼロカーボンへ協定

茅ヶ崎市、東京ガスと締結

4月12日

レール脇に案内図設置

西寒川支線廃線跡

レール脇に案内図設置

「貴重な遺産」周知図る

3月29日

パリパラ代表に決定

パラ水泳選手田中映伍さん

パリパラ代表に決定

選考会で派遣基準クリア

3月29日

「町最大級」のドッグランが登場

「町最大級」のドッグランが登場

4月21日に「いぬまつり」

3月15日

言葉贈りブランド醸成

寒川町

言葉贈りブランド醸成

「『高座』のこころ。」カードに

3月15日

あっとほーむデスク

  • 2月18日0:00更新

  • 2月4日0:00更新

  • 1月21日0:00更新

寒川版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月12日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook