いよいよ師走。寒川町の代表的な花・シクラメンの出荷が始まった。その華やかさから贈答用などで不動の人気を誇り、寒川町温室組合鉢物部に所属する4軒の農家では、急ピッチでの作業に追われている。
取材に訪れた根岸農園(宮山3778)では、羽子板の羽根のような形をした「プルマージュ」の出来が良く、目を引いた。ピンク、レッド、パープル、オレンジなど色鮮やかな花びらが優雅に映える。暑さに強い品種であることができの良さにつながった。
季節は肌寒いシーズンとなったが、今年の夏は連日35度以上の強烈な暑さが続くような猛暑だった。同園では、品種によっては花芽が遅く、全体的に例年より遅れ気味の傾向だという。それでも「雨にも負けず、風にも負けず、夏の暑さ、台風にも負けず」と宮沢賢治の詩を引用しながら、最終的な仕上がりの良さに自信をみせた。
同園では人気のポインセチアも取り揃えている。
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桜色に染まる週末4月12日 |
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