寒川版 掲載号:2019年3月22日号
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全日本和菓子品評会 吉祥庵・黒田さんが金賞 各種大会で7回連続入賞

社会

トロフィーと賞状を手にする黒田さん
トロフィーと賞状を手にする黒田さん

 倉見の和菓子處「吉祥庵」(倉見3830の7)の黒田和比古さん(31)が千葉で開催された「第2回全日本和菓子品評会」の上生菓子・引菓子部門でグランプリ、準グランプリに続く金賞を受賞した。黒田さんはこれまで全国や関東、関西などで開催されるさまざまな品評会に出展し、7回連続受賞の快挙を成し遂げた。

 全日本和菓子品評会は、2019モバックショウ(国際製パン製菓関連産業展)のイベントの一つとして開催。日本菓子協会東和会、日本菓業振興会に所属する和菓子職人が参加し、腕を競う大会で、品評会や作品展示、実演会などが行われている。今年の品評会には工芸菓子部門に約20点、上生菓子・引菓子部門では約70点が出展された。

 黒田さんが受賞した上生菓子のテーマは「納涼」。鈴虫の鳴く姿を「鈴の音」、「初萩」では萩の咲き始め、「茜空」で初秋の夕焼け空を表現し、黒田さんが最も得意とする羽二重時雨(はぶたえしぐれ)の「納涼」の真白さが高く評価された。

 「訪春の候」をテーマにした引菓子は梅を共通テーマに生み出された。向付に「うぐいす」、右の前盛りに「紅梅」、左の前盛りに「火灯窓(かとうまど)」を梅の形に見立てて枝ぶりを表現した。

「次こそはグランプリを」

 7度の大会で連続入賞を果たしている黒田さんは「今後もさらに磨きをかけ、次はぜひグランプリを獲りたい」と意欲を見せ、「手間はかかっていてもそう見せないようにスッキリとしたデザインにするのが自身のお菓子の特徴。常にお客様に喜んでもらえるお菓子を作り続けていきたい」と語った。

 黒田さんは高校を卒業後、専門学校に進学し、関西で和菓子職人としての厳しい修業に励んだ。2013年に寒川に戻り、現在は母親のこず枝さんと店を切り盛りしている。毎年、町内の和菓子教室講師を務めるなど、地域貢献にも積極的に取り組んでいる。

金賞を獲得した「納涼」(上)と「訪春の候」
金賞を獲得した「納涼」(上)と「訪春の候」

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