中央公園近くのヒマワリ畑で5月25日に花の摘みとりイベントが賑わった。夏だけでなく冬にも咲き、昨年末は2日間で5千人が来場。観光協会では花園を1・5倍に拡げ、さらなる観光客誘致を目指す。
ヒマワリ畑が始まったのは4年前。他県での摘みとりイベントを知っていた協会の久米順之さん(51)が「湘南の温暖な気候を活用できないか」と発案。ボランティアや畑の所有者と種まきや草刈りなどの世話を続け、開花のタイミングを探った。1年目の年末は黄色い花が開花した途端、ずっしりとした雪が降り注いだ。2年目は茎を凍らせる霜に悩まされ、3年目は問題なく摘み取り日を迎えることができた。ネット上のPRも奏功したのか畑には行列ができ、2時間で花園の半分の花がなくなった。
今年はさらに来場者の満足度を高めようと、地権者の協力を得て花畑を約1・5倍の約600坪に拡張。歩道も新設している。昨年は10日間ほどの全開園日でのべ1万人が来場しており、今年はそれを上回る来場者数を見込んでいる。
この日海老名から訪れた公務員の高橋啓さん(44)と和花ちゃん(2歳)親子は花束を手に「こんな機会は他にはなかった。実家にも贈ります」と笑顔を見せていた。
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