テコンドー寒川道場で教える平間章二朗さん(52)が、8月にブルガリアで開催されたITFテコンドー選手権に出場、「ベテランゴールドクラス4段トゥルの部」で優勝した。
2度の硬膜下出血乗り越える
平間さんは14年前、友人がテコンドーの師範だった縁で入門。その後試合と練習のために転職するなどして技を磨き、今は指導者の立場にある。
「トゥル」とは「型」で、ダイナミックな蹴りや突きが特長。平間さんは昨年ベラルーシでの世界大会に初出場し「3段の部」で初優勝しているため、これで2年連続の金メダルとなる。ただ前回は苦い経験もあった。「組手」の試合中に激しい頭痛とめまいで倒れ、搬送先で硬膜下出血と判明。何とか帰国したものの、今年5月の練習中に再び出血して入院を余儀なくされた。試練を乗り越え、さらに段位を上げての優勝について「1年前に倒れた時は終わったと思った。大人になって始めたのにここまでできるとは」と振り返った。
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