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寒川 政治

公開日:2020.01.24

新春インタビュー(1月10日号からの続き)
町制80周年の年木村町長に聞く
揮毫は木村町長

――昨年は台風での避難や緊急放流が記憶に残ったという人も多いようです。今年も台風は来ると思いますが、この経験をどう生かしますか。

木村町長「特に、台風19号は、各地で河川の氾濫等が発生するなど、甚大な被害となりましたが、一方で、多くの教訓を得るものでもございました。町も、早期に災害対策本部を設置し、台風への備えと対応に努めましたが、多くの方が避難されたことで、避難所での対応など、様々な課題が浮き彫りとなりました。これらの課題につきましては、関係機関等とも情報を共有し、すでに改善に向けた取り組みを進めております。改めて、正確で迅速な情報の発信と、各家庭で、マイタイムラインの作成についての啓発と普及を図ることで、防災意識と自助力を高めていただき、防災・減災につなげて参りたいと考えております」

――寒川は子育て支援が充実していますが、新しい取り組みや構想等があれば教えて下さい。

 「子育て支援が充実していると言われるとうれしく思います。それでも、昨年、町には保育所の待機児童が4月時点で5人いました。町には認可保育所や認定こども園、幼稚園や小規模保育事業所など、お子さんを保育・教育する場所が比較的充実していますが、もう少し保育環境を充実させて、『寒川町で子育てしたい』と思ってもらえる環境を整えたいと考えています。また、児童クラブについても待機児童が出ており、特に旭小学校区では既存のクラブだけでは対応が厳しくなっています。そこで、来年4月の開所を目指して、もう1つ新しいクラブを、既存のクラブの北側に建設する予定です。具体的な工事に向けた動きは今年4月以降になりますが、増加傾向にある児童クラブの需要に対応してまいります」   

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