一般会計、過去最大の151億円
町予算案の一般会計が昨年比10億8千万円増の151億7千万円で、過去最大になった。国保や介護保険、下水道などの会計を含め総額270億1千万円。歳入の柱となる町税は景気回復基調や新築家屋増などを見込み昨年より増収としたが、昨今の新型肺炎の動向など、不透明な要素も影を落としている。
事業案の中でも目を引くのが、町が魅力発信のため力を入れるストリートスポーツ。BMX施設のフラットパーク(宮山)が町営プール整備で取り壊されるため、新施設「仮称・寒川町フラットパーク」を役場南隣の公有地に建て、町のランドマークとして周知啓発する(1億5千万円)。公有地は将来的に町民センターや役場、保健福祉機能をまとめる新施設の用地だが、パーク新築は建設まで間の土地活用策とした。また五輪予選でもある4月のアークリーグ(スケートボード競技)の開催費は2千万円増の5千万円となった。
このほか増額事業案の一部…▽幼保無償化による施設利用給付費(1億6310万円増)▽旭小学校区児童クラブの建設(5918万円増)▽寒川さくら幼稚園の認定こども園化にともなう園舎新築の補助金(4億674万円増)▽防災行政無線の設備更新(4950万増)▽寒川駅南口広場の一部用地取得(3234万円増)や建物移転補償費(2500万円増)▽道路橋りょう改良(3710万円増)▽田端西地区区画整理助成(2千万円増)▽農業水利施設予防保全対策(2896万円増)▽消防車購入など(4172万円増)▽消防広域化にともなう茅ヶ崎と統一した被服購入(2571万円増)▽障害福祉サービス費(4313万円増)など。
予算などを話し合う特別委員会は13日・16〜18日、23日に開かれ、ネット中継でも傍聴可能だ。
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