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患者サポート体制作る 川口健太朗さん(寒川町宮山) がん経験生かし、人を笑顔に

社会

掲載号:2020年4月3日号

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結婚・治療と同時に寒川に移住した 役場前で
結婚・治療と同時に寒川に移住した 役場前で

 川口健太朗さん(32・宮山在住)が、自身の大腸がん経験を生かした活動を展開中だ。「がん患者に笑顔になってもらうこと」を掲げ、茅ヶ崎を中心に、患者の悩みや苦しみに寄り添う場所を生み出している。

 茅ヶ崎駅北口近くの勤労市民会館で毎月第2日曜日に行われる「湘南がんサロン コクア会」には、毎回10人程度のがん患者が訪れる。お茶を飲みながら各々が抱える悩みを共有する。コクアはハワイの言葉で「協力」や「手助け」の意味だ。

 「がん患者には、誰にも苦しみを伝えられない場合がある」と川口さん。家族や友人など身近な人に心配をかけまいと、不安を口に出せない患者は実際に多い。「そういう人から本心を引き出して耳を傾けるのが、自分の役割」という。任意団体の湘南がんサポート委員会が運営し、川口さんは当事者として心理的なサポートを行う。医師や看護師、薬剤師などから医学知識を得られる環境だ。「ネットを見ると情報が多すぎて不安になる。このような場所は絶対に必要」と語る。

 活動を始めたきっかけは2018年3月。藤沢市で行われるがんサロンに参加したのがきっかけだ。70代の女性が、抗がん剤への恐怖で泣く姿を見た。川口さんは「本当は良くないけれど、治療の合間にこっそり好きな酒を飲んだりタバコを吸ったりして気持ちを前向きにしていた」と体験を話した。心身の苦しみのなかでもいきいきと前向きに過ごした体験が、その女性を勇気づけた。「泣いていた顔がだんだんと笑顔になった。これが自分の生まれてきた意味かもしれないと思った」と話す。

 昨年からは茅ヶ崎市立病院内に設置されるがん患者サロンの立ち上げに関わった。こうした集いをネットで知り、寒川から参加する人もいる。「これから治療が始まる人、治療中の人、経過観察中の人も、個別に話を聞いてほしい人もサポートできる体制ができてきた」。会社員との両立で忙しい毎日だが、充実しているという。「自分は『がんになってよかった』と思います」

 問い合わせは【携帯電話】080・5404・6149またはメール【メール】c.p.s.chigasaki@gmail.com。

ラスカ茅ヶ崎・平塚・小田原

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