寒川町の小中学校の修学旅行の日程が新型コロナの影響で延期し、日程などの検討が続いている。例年9月に日光方面を旅行している小学校5校(対象児童約450人)は、延期の方向で検討しており新たな時期は未定。中学校3校(約410人)は6月に奈良や京都などに行く予定だったが延期となり、秋に実施の方向で検討中。
寒川の小学校は例年町内全学校がまとまって修学旅行に行っており、一部の学校だけが時期をずらすといった事が難しい。今年は全国の小中学校が修学旅行延期を検討しているため、限りある日程の中で分散を探り、宿泊先や輸送手段を確保する必要がある。
文科省が周知する「国内修学旅行の手引き」には「団体行動では距離をとり場合によっては会話を控える」「輸送や見学、食事、宿泊での消毒や換気」などを挙げており、こうした対策も求められそうだ。
隣の茅ヶ崎市も同様の検討が続いているが、県内では中止を決めた学校も。相模原市は中学の修学旅行について「延期しても日程がとれない」「高校入試や進路選択の時期に重なる」ことを挙げ、中止を発表した。
寒高は1月実施
寒川高校(2年生の285人)は当初から年明け1月に沖縄への旅行を計画しており、コロナの影響は特になく、予定通り実施するという。
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