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寒川 文化

公開日:2020.10.09

コロナ禍にも通じる
「悪疫退散」昔の祝詞も

  • 顔が描かれた人形(複製)

  • 「村内」「病起」などの文字が読み取れる祝詞の一部

 寒川神社で企画展「疫病と信仰」が開かれている。寒川は江戸時代には疱瘡やコレラが発生し、明治時代になると赤痢、大正期にはスペイン風邪やチフスなどが流行した。寒川神社では明治期にコレラ退散などの祈祷が行われ、地元にしめ縄や神符を授与した記録もあり、会場には関連の祝詞も展示されている。

 また人々が病や怪我などを除けるため、厄を移すようにして使ったとされる「人形」(複製品)や、1月2日に境内で行われる「追儺祭」の道具なども展示している。10月18日(日)まで。入場は無料。

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