倉見と湘南台を結ぶ道路建設に向け、用地取得が早ければ年度内にも始まる。歩道つきの4車線で、寒川北ICから藤沢市宮原までの約2・3Km。完成後すれば、いずみの線新駅が構想される慶大や湘南台地域へのアクセスも向上する。
計画ルートを西から辿ると、寒川北ICから現在のレンゴー湘南工場の敷地部分を通り、サギの営巣地のある旧目久尻川ふるさと緑道を横断、目久尻川に沿って伸び、橋をわたり藤沢側の県道45号(宮原南)に接続する。ここから湘南台方面への道は完成している。事業費は190億円で、完成年度は未定。
平成25年度に事業に着手し、意見交換や環境調査なども行われた。現在は道路設計の終盤で、地元向けの説明会を通じて理解が得られれば年度内から用地取得を始める。中でも目久尻川の橋は工事に日数がかかるため、優先的に取得する方針。
ルートの大部分は住宅地を避けている。計画が建物に重なるレンゴー湘南工場は「(移転の有無などについては)何も決まっていないため返答できない」としている。
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