地元っ子へ「Bリーグで会おう」
寒川出身の佐土原遼選手(21・東海大)が、昨年末からプロバスケB1リーグ・広島ドラゴンフライズの一員として試合に出場している。
昨年全日本大学選手権で優勝した東海大ではチームの主力として活躍し、優秀選手賞にも輝いていた。22歳以下を対象とした特別指定選手として同チームに加わり、国内最高峰の舞台へ。激しいぶつかり合いをものともせず得点に貢献している。今は「B1で勝つことの難しさも感じている」という。ドラゴンフライズは黒星が続いており、チーム全体の課題も見えてきた。
佐土原選手は両親がバスケ経験者だったこともあり、旭ミニバスに入った。当時監督だった酒井明美さん(65)は「厳しい練習に戸惑いもあったはず。でも一生懸命でした。素直で、下級生の面倒も見ていた」と懐かしむ。当時の佐土原さんは酒井監督から「走るバスケ」を教わり、ひたすら駆ける日々だった。旭が丘中に入ってからは練習の大変さより面白さが上回った。地元っ子に向けてこうコメントしている。「バスケは楽しんだもの勝ち。沢山怒られたりするかもしれないけど、上手くなるためだと思って。寒川からB1リーグの選手が沢山出てほしい。Bリーグの舞台で会いましょう」
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