昔は相模川の河原に置かれていた子育て地蔵。この一帯で交通事故が多発したため川から移されて祀られるようになった
中里交差点近くの中洲稲荷で、５月15日に補修を終えた２棟の祠（ほこら）が搬入された。
風雨で塗装が剥げたり、一部が朽ちていたが、地元で建築業を営む高橋政行さん（51）が傷んだ材を取り換え、鮮やかに塗り直した。真っ赤な屋根が設置される様を見た中里連合町内会の会員は「お地蔵さんが喜んでる」と声を弾ませた。
こぢんまりとした境内には中洲稲荷のほか、江戸時代の作とされる「子育て地蔵」や、石の庚申塔などが置かれている。
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