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公開日:2021.07.09

往年の名エンジンが帰還
日産工機が性能向上させる

  • ターボ部品も市販車より大きめ 中身も特別仕様

  • 1990年のチャンピオン、カルソニック・スカイラインチームの車にも積載された

 90年代に数々のレースで活躍したスカイラインGT―Rのエンジンが、6月下旬に日産工機(岡田)に搬入され、展示されている。

 「RB26DETT」エンジンはスカイラインGT-Rに搭載され、90年代に全日本ツーリングカー選手権を29連勝と席巻、ルマン24時間耐久など海外でも活躍した。

 寒川の日産工機は当時エンジンのチューニングを担っていた。出力や耐久力を上げるため、ルールの範囲内で加工したり部品を特殊なものに交換するなど、勝つために技術を結集させた。そのうちの1機が日産エンジンミュージアム(横浜市)のバックヤードに保管されていることが分かり、里帰りが実現した。

 新たな展示場所の「NKギャラリー」は事前予約制で一般の入場も受け入れている。スカイラインGT-Rは今も世代を超えてファンが多く、展示コーナーを長時間見入る人もいるという。

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