寒川 トップニュース社会
公開日:2021.10.08
コロナ禍でニーズ増
寒川にフードバンクを
社協が準備進める
寒川町社会福祉協議会が本格的なフードバンクを立ち上げるため、準備を進めている。10月下旬から関心のある人を対象に情報交換会を開き、活動内容を具体化する。
寒川町社協ではこれまで、寄付された食品などを地域の子ども食堂や生活に困る人に提供してきた。ボランティアの中には食品を直接届ける人もいる。在庫の多くは個人や団体からの寄付、寺院の供物の余剰やセブンイレブンの閉店店舗から贈られたもの。どれも常温保存が可能で、賞味期限内の品だ。
ここ最近はコロナ禍の影響もあり、生活が困難になった人や、一人親世帯など新たな利用者も増えている。特にニーズがあるのは米やインスタント食品で、在庫不足になることも多い。
本格的なフードバンクの立ち上げは、こうした活動を継続させるための取り組みとも言える。冷蔵庫を置ければ米などを安全に保管できる。また食品の仕分けや管理なども整備し、助けが必要な人の相談時間もさらに確保する必要がある。社協職員は「フードバンクを立ち上げて看板を掲げれば、支援が受けられることを知らなかった人に伝わる可能性がある。接点の少なかった企業や農家などと新たなつながりが生まれるかもしれない」と話す。
関心のある人向けの情報交換会は以下の通り。▽10月22日(金)午前11時〜/10月27日(水)午後2時〜/11月1日(月)午前11時〜・午後6時〜/11月3日(水)午前11時〜・午後6時〜。定員は各回10人。参加申し込みは社協【電話】0467・74・7621まで。
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