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寒川 文化

公開日:2022.02.18

今も残る「大庭氏縁の茶釜」

  • 茶釜を見つめる瀬戸住職

 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で梶原景時の主君として登場する大庭景親。かつての所領、藤沢市大庭にある宗賢院に「景親が所蔵した」とも言われる茶釜が伝わる。

 1895年に編集された「古社寺仏堂調査事項取調書」には「大庭城址で掘り当て、同院に寄付。年暦人名不詳。700年以前の物と言い伝え」と記載がある。

 江戸時代に編纂された「新編相模国風土記」には「茶釜一口大庭三郎(景親)が陣釜なりと云々」の記録との記録もあり、大庭氏所縁の品と伝わったようだ。茶釜は希望者は見学も可能。

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