寒川版 掲載号:2022年3月4日号 エリアトップへ

寒川町盆栽会代表で、初心者向け講座(町民センター)で教えた 平 静夫さん 倉見在住 75歳

掲載号:2022年3月4日号

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盆栽は人を物語る

 ○…初心者向け講座のテーマに選んだのはモミジ。苗を鉢に移して世話のイロハを教えた。後は受講生が続けてくれることを願うばかりだ。デリケートな葉は夏に傷みやすく、水やりや遮光などの手間暇をかけて初めて、秋の美しい「紅」に出合える。自身は100鉢以上を世話している。長期の旅行などに行けるのか聞いてみると、あわてて首をふった。

 ○…盆栽というと落ち着いたイメージだが、会の活動は活発。苗木探しに出かけ、会員の家を回って学びあう。平均年齢が70歳台ということもあり、新会員を増やしたいところ。盆栽は生き物であり自分が育てたものを誰かが受け継ぐかもしれない。逆に樹齢何十年という盆栽を託された事も。枝ぶりから、先人の苦労が読み取れる。

 ○…戦後間もない米国統治下の沖縄で生まれ、少年時代は船の残骸が残る海で遊んだ。不発弾から金属を集めて小遣いにしたり、米軍関係者と対峙した事も。「ろくな思い出がない」と苦笑い。水産高校で学び、卒業式を待たずにマグロはえ縄漁船に乗った。着いた先はアフリカ・コートジボワール。数年間技術者として働いて帰国、船を降りた後はガス関連の工場長になり、経験を生かしてエアコン業界、自動車関連でも働いた。振り返れば、語りつくせない曲折がある。

 ○…盆栽を知ったのはは8年前、展示会で誘われてのめり込んだ。『樹に寄り添って褒めてあげなさい』『水やり3年』などの心構えを教わった。初心者の頃は樹の成長を待てず、枝を曲げようとして折ってしまった事がある。「すぐ結果を出したかった、せっかちでね」。思うようにいかないもどかしさ、失敗も味わっている。愛情だけは注いでも尽きることがない。

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