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寒川 トップニュース政治

公開日:2023.03.03

寒川町予算案
一般会計は過去最大
医療費助成高3まで拡大

  • 記者会見をする木村町長

 寒川町は2月16日、2023年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度より約23億3900万円(15・6%)増となる173億2500万円で、予算規模は過去最大となった。高校3年までの小児医療費助成の拡大やがん患者のための医療用ウィッグ購入費助成など20の新規事業が予定されており、積極的な予算編成となった。特別会計120億6211万7000円を含む総額は293億8711万7000円。

 歳入は、一般会計の柱となる町税が、コロナ禍による行動制限が解除されたことに伴う景気動向や個人の所得状況、好調な企業収益などから、前年度4・2%増の総額87億3370万円を見込む。町債全体では180・4%の増の10億5110万円を計上した。

 歳出は、学校給食費の公会計化により食糧費が2億579万円、田端西地区組合土地区画整理事業に3億4202万円、寒川総合体育館武道場などへの空調新設工事に2億3596万円など。

新規事業を推進

 次年度は20の新規事業が予定されている。主な取り組みは以下の通り。

 ▽がん患者のための医療用ウィッグ購入費助成▽屈折検査機器を使用した3歳6カ月児の眼科健診の実施▽胃がんリスク健診の実施▽2学期から小中学校完全給食をスタート▽医療費助成を高校3年まで拡大(所得制限なし)▽北部地域消防庁舎の整備▽オンライン申請の導入検討など自治体DXの推進▽低所得の妊婦に対する初回産科受診費の助成など。

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