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公開日:2023.03.17

寒川初
なでしこリーガー誕生
遠藤麻衣さん「大和シルフィード」に入団

  • 練習終わりの遠藤さん=綾瀬スポーツ公園にて

 寒川町出身の遠藤麻衣さん(21)=人物風土記で紹介=が、日本女子サッカーリーグ(通称/なでしこリーグ)1部の「大和シルフィード」へ入団した。遠藤さんは、寒川町初の「なでしこリーガー」となり、「お世話になった方々へ恩返しできるよう、またチームの勝利に貢献できるよう全力でプレーします」と23シーズン開幕に向けて士気を高めている。

 大和シルフィード(高橋和幸監督)は、大和市をホームタウンにする女子サッカーチーム。昨季は、なでしこリーグ2部を戦い、10勝3敗5分けで1部昇格を果たした。

 遠藤さんを含む新加入13人を加えた32選手で臨む新シーズンは、シルフィードが得意とする「パスサッカー」を標榜し、優勝を目指す。

「新人賞狙いたい」

 2人の兄の影響で、小学3年でサッカーを始めた遠藤さん。寒川少年サッカークラブ(柄澤博代表)に在籍し、中学ではONCE FCへ、その後、ノジマステラ神奈川相模原の下部組織を経て、東洋大学女子サッカー部で技術を磨いた。ポジションはフォワードで、1月の「全日本大学女子サッカー選手権大会」の優勝に貢献した。

 この東洋大時代の活躍が、シルフィードの高橋監督の目に留まった。「ゴールに向かう姿勢に魅力を感じる選手。得点力があるので、ゴールに絡むプレーを期待している」と話す。

 遠藤さんは「1試合でも多く出場し、応援してくださる皆さんの記憶に残るプレーをしたい。新人賞を狙って頑張りたい」と意気込んだ。

地元も応援

 入団が決まった際、かつてのチームメートから「(叶わなかった)俺たちの夢を叶えてくれてありがとう」とメッセージが届いた。また、小学生時代の恩師、柄澤代表は「男子に混じって楽しそうにボールを追いかけていた姿が印象に残っています。新年度からの活躍に期待しています」とエールを送った。

ホーム開幕は25日

 12チームで争われるなでしこ1部リーグ。シルフィードの初戦は3月19日(日)、アウェーで伊賀FCと対戦。大和なでしこスタジアムで行われるホーム初戦は同25日(土)、S世田谷を迎え撃つ。

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