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寒川 文化

公開日:2023.08.25

ペルー映画、町内でロケ
町職員も演者として協力

  • 寒川駅前でのロケの様子=8月19日撮影

 1990年代の南米ペルーと日本を舞台に制作されているペルー映画「鯉のぼりの日」の撮影が、寒川町内の各地で行われている。

 主人公のフェルナンドは、日本人の血を引いたペルー人で、派遣会社を通じて日本の地方の工場で働いていた。起業を夢見て、ナイトクラブで知り合ったダンサーのイズミと一緒に将来の計画を立てていたが、別の移民と行っていた違法ビジネスが見つかり、ペルーに強制送還されてしまう。故郷にいても疎外感を感じていたフェルナンドが、両国で行われる行事「鯉のぼりの日」をきっかけに、世界での自分の居場所を認識していくストーリー。

 監督は、カンヌやロッテルダム国際映画祭などで上映実績を持つMiguel Angel Moulet氏。「自然体の演技」にこだわっていて、演技未経験者を出演させることも多いという。今回の撮影でも、SAMUKAWAフィルムコミッションの窓口になっている町広報戦略課の職員らが、演者協力している。

 上映時間は90分。ペルー、日本、国際映画祭などで2025年に上映予定。

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