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公開日:2023.08.25

寒川出身高橋理央さん
ソフトボールで世界へ
U18日本代表に選出

  • アジアカップで力投する高橋さん=家族提供

  • 高橋さん=8月10日撮影

 寒川出身の高橋理央さん(18)が、11月11日から19日までメキシコ・エルモシージョで開催されるソフトボールの「第14回男子U18ワールドカップ」に出場する。現在、同志社大学(京都)に通い、夏季休暇を利用して帰省していた高橋さんに、予選の様子や世界大会に向けての意気込み等を聞いた。

 強豪で知られる光明学園相模原高校のソフトボール部出身で、在学中から神奈川県選抜の投手として国体に出場し、チームを優勝に導くなど、エースとして活躍してきた。

 進学先の同大学でもソフトボール部に所属し、1人暮らしをしながら練習に励む。「高校時代より体も一回り大きくなり、球速も上がった」と、最速122キロの球速が武器。4月中旬に行われた男子U18日本代表の選考会に参加すると、「ボールのキレが良かった」と振り返るように、100人を超える参加者の中から、16人の合格者に名を連ねた。

全勝で予選突破

 世界大会の予選を兼ねた「第8回男子U18アジアカップ」は6月に高知市で開催され、日本チームを含む5チームが参戦。1回総当たりのリーグ戦で競われ、日本は全勝で世界大会の出場権を獲得した。

 高橋さんは、「代表ピッチャーは3人しかいないので、大変な時もある。しっかりと準備し、チームを引っ張っていきたい」と意気込んだ。

恩師も応援

 旭が丘中学校時代は、湘南寒川リトルシニアで野球に打ち込んだ高橋さん。同チームの酒井明広監督は、「たくましく成長してうれしい。卒団生の活躍が部員たちのいい刺激になっている。頑張ってほしい。みんなで応援している」とエールを送った。

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