戻る

寒川 トップニュース社会

公開日:2024.01.19

能登半島地震
被災地支援の輪広がる
町役場など各地に募金箱

  • 募金箱を持つ町職員

  • 第一陣として派遣された消防援助隊=茅ヶ崎市提供

 石川県や富山県に甚大な被害をもたらした能登半島地震の発生を受けて、寒川町でも被災地を支援する動きが広がっている。町は町役場本庁舎をはじめ、関係施設7カ所に募金箱を設置したほか、1月19日からは町職員を志賀町役場富来支所へ派遣する。他にも茅ヶ崎市消防本部が緊急援助隊を輪島市へ派遣。民間でも寄付金を募るなどの活動を続けている。

 町は1月5日、本庁舎1階町民窓口課、シンコースポーツ寒川アリーナ、寒川町民センター、寒川町民センター分室、町北部文化福祉会館、町南部文化福祉会館、寒川総合図書館に募金箱を設置した。期間は3月31日(日)までの予定。義援金は日本赤十字を通して全額が被災地に届けられる。

 また、27人で構成される「神奈川県・市町村合同支援チーム」の一員として、町下水道課の職員1人が志賀町役場富来支所へ派遣される。同職員は、事前募集に立候補し、県から選定された。現場は物資拠点兼避難所になっており、物資の受入調整や避難所の運営支援などの業務にあたる。期間は1月19日(金)から26日(金)。

 また、市消防本部は1月9日、消火小隊1隊と後方支援小隊1隊を石川県輪島市に派遣した。

 隊員らは国の要請を受けて編成された神奈川県の部隊に加わったもの。福井県を経由して現地に入り、家屋が倒壊した場所で行方不明者の捜索に当たった。人員を入れ替えながら活動を継続中で、第3陣が15日に被災地入りしている。

商工会賀詞交で募金

 1月10日に開催された寒川町商工会賀詞交歓会で募金活動が実施され、4万2647円が集まった。義援金は、全国商工会連合会を通じて石川県に送られる。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

寒川 トップニュースの新着記事

寒川 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS