開幕から負けなしで第3節を迎えた湘南ベルマーレは11日、リーグ戦2連勝中の名古屋グランパスとの昇格組対決。湘南は、名古屋の強力攻撃陣に対し、バイアを中心とした守備網を敷いてスコアレスドロー。勝ち点1を痛み分けた。
ルヴァン杯でゴールを決めた高山薫をスタメンに起用した湘南は、豊富な運動量と速い出足で奪ってカウンターを仕掛けた。前半30分、スルーパスを右に流れて受けたイジョンヒョプが低いクロスを上げたのを菊池俊介が合わせたが、ゴールを捕らえられず。
一方、名古屋は41分、ゴール右上隅を狙い澄ましシュート。あわやゴールと思われたが、秋元陽太が指先で弾き出すビッグセーブで難を逃れる。その後も名古屋の元ブラジル代表FWジョーにボールが集まるが、湘南はパスを断ち切り、中盤を支配して前半を終える。
攻勢に出たい湘南は、元日本代表MFの梅崎司を後半20分に投入。同70分、高山から中央でボールを受けた秋野央樹がダイレクトシュートを放ったが相手GKに左手一本で阻まれる。
終盤にかけてリズム良いパスでサイドを崩す名古屋に主導権を握られた湘南だが、バイアや秋元の体を張った守備で凌ぎ切った。
終わってみれば湘南のシュート数5本に対し名古屋は11本。試合後、曺貴裁(チョウキジェ)監督は、「3戦が終わり、もっとやれるという感覚を選手たちが持っていることが伸びしろ」と期待を込める。
次節(3月18日)は敵地で、未だ勝ち星がないFC東京と対戦する。
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