湘南ベルマーレは4月25日、ホームでガンバ大阪と対戦した。菊地俊介の2試合連続ゴールが決勝点となり、1対0で勝利。5試合ぶりの勝点3をつかんだ。
この日のシュート数がG大阪の3本に対して湘南は16本と、湘南が主導権を握った。口火を切ったのは好調なアレン・ステバノヴィッチ。9分、ピッチ中央からドリブルで敵陣を切り裂き、挨拶代わりの一発を浴びせる。
先制点は16分、レフティ秋野央樹が左サイドに大きく展開したのを高橋諒がセンタリング。ステバノヴィッチのシュートはDFに阻まれたが、こぼれ球に反応した菊地が豪快なボレーシュートをゴールネットに突き刺した。
これで波に乗った湘南は、ボールを奪うと選手同士が連動して手早く前に運び、幾度もG大阪を脅かす。20分には石川俊輝のポストプレーから岡本拓也が針の穴を縫うようなシュート。21分には高橋の鮮やかなヒールパスに秋野が合わせたが、いずれもGK林瑞輝のファインセーブに防がれ、追加点を奪えない。
G大阪は試合を通じてロングパスで湘南DFの裏を狙いサイド攻略を計る。しかし湘南は坂圭祐や杉岡大暉のマークの受け渡しや秋元陽太の飛び出しで冷静に対処、攻撃のリズムをつくらせない。
なんとしても勝点が欲しいG大阪は終盤、長短のパスや果敢なドリブルで猛攻を仕掛けたが、最後まで冷静さを失わなかった湘南が耐えて試合終了。1998年11月以来、20年ぶりにG大阪に勝利を収めた。
曺監督は試合後の会見で、「非常に良い時間の使い方ができ、少し大人になったなという印象。想像の範囲を超えた喜び」とコメントした。
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