地元の美しい海を未来に残そうと活動する「平塚の海を考える会」(小川岳史・鈴木雄介共同代表)が1日、龍城ヶ丘プール跡地周辺で草刈りを実施した。地域住民のほかサーファーを中心に約30人が参加した。
この取り組みは、国道134号の歩道にせり出した枝や、プール跡地脇の遊歩道を覆う草などを刈り、市民が歩きやすいようにしようと6月から始まり今回で9回目。扇の松入口信号〜袖ヶ浜歩道橋の約260mと、プール跡地周辺をこれまで整備してきた。今では遊歩道も開け、扇の松入口の信号付近まで歩けるようになっている。
同会代表で、サーフィンフォトグラファーの鈴木さんは「プール跡地開発の話もあるが、まずは自分たちでできることに取り組んで、より親しみやすい場所にしたい。海への愛着を深め、今後のことを考えたい」と話す。
18年前に横浜から松風町に移住してきた川上直さん(46)はサーフィンをしに海に通っている。「平塚の海はみんなが譲り合い、移住者にもやさしい。既にたくさんある魅力を、いい形で未来に残したい」と草刈り機を手に汗を流していた。
草刈りは今後も続ける。問い合わせや次回日程は同会【URL】ryujo.infoへ。
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