湘南ベルマーレのJ1リーグ第17節は6月30日、ホームでセレッソ大阪と対戦し、0対2で敗れた。ベルマーレは5連敗となり、15位でリーグ戦前半を終了した。
連敗中で元気のないチームを後押ししようと、スタジアムには1万人以上が詰めかけ、選手紹介で南米選手権に出場した杉岡大暉や6試合ぶりに先発した梅崎司は一際大きな声援を浴びていた。
序盤は湘南が有利に展開した。松田天馬と齊藤未月は持ち前の機動力を見せ、梅崎と鈴木冬一がサイドから攻撃を組み立てた。セレッソは中央を固めて守り、鋭いプレスから反撃につなげ、一進一退の攻防が続いた。
試合が動いたのは後半6分、先制したのはセレッソだった。大きく弧を描いた右後方からの浮き球が湘南ゴールのポストを直撃、跳ね返りに反応した奥埜博亮に押し込まれて先制点を奪われる。
先制したセレッソが同38分、湘南を突き放す。中央でパスを受けた清武弘嗣がドリブルでペナルティエリアに侵入、湘南DFを振り切って左足シュート。ボールはGK秋元陽太の手をかすめて左隅に吸い込まれた。
一矢報いたい湘南は、古林将太の右クロスに武富孝介が頭で合わせ、齊藤はミドルでゴールを狙ったが枠を捉えられない。梅崎に代わって投入された指宿洋史が中央から放った力ないシュートが相手GKにキャッチされて終了のホイッスル。
これで3試合続けてノーゴールに終わり、湘南サポーターのスタンドからブーイングが起こった。
次節は7日、敵地で名古屋グランパスと対戦する。
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