湘南ベルマーレの第20節は20日、札幌厚別公園競技場で8位の北海道コンサドーレ札幌に2対5で敗れた。1点を追う展開で迎えた後半に続けて失点を許したが、身体を張った守備や後半アディショナルタイムにゴールを決めるなど、最後まで戦う姿勢を貫いた。
序盤は互いに持ち味を発揮して目まぐるしく攻守が入れ替わる展開となったが、時間の経過とともに札幌が押し込んだ。かつてベルマーレで3シーズンを過ごした相手MFの白井康介に手を焼かされ、湘南のDFラインを崩された。
先制点は札幌だった。前半18分、左後方からのピンポイントクロスをヘッドで合わせて先制すると、その3分後には杉岡大暉のマークを振り切った白井のクロスから追加点を許し、札幌がリードを広げた。
湘南の反撃は同36分、左コーナーキックから梅崎司がクロスを送ると、相手GKのキャッチミスを頭で押し込んだ大野和成の今季初ゴールで、1点差に詰め寄って前半を折り返す。
後半は互いに一進一退の攻防が続いた。山根視来とフレイレは、相手の決定機で身体を張ってゴールを守り、レバークーゼンU-19から加入したFWトカチを投入し、攻撃の活性化を図ったが徐々に攻勢を強める札幌に押し込まれた。
後半26分、札幌FWジェイにこの日2得点目を決められると、同35分と39分に続けて失点した。
大量失点を許した湘南は、アディショナルタイム4分に途中出場の野田隆之介がコーナーキックからヘッドで叩き込んで1点を返すなど意地を見せた。次節は3日、ホームに鹿島を迎える。
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