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公開日:2026.03.05
新吉田第二小PTA
登校班廃止し個別通学へ
IoT技術で児童見守り
新吉田第二小学校PTA(長岐裕美会長)が、組織の抜本的な改革を推進している。その一環として、長年続いた「登校班」を廃止し、4月から「個別登校」へ本格移行することを決定した。安全確保の切り札として、IoT技術を活用した子ども見守りサービス「otta(オッタ)」を導入する。PTA主導では神奈川県内初の取組み。
8割が個別通学支持
同校PTAでは昨年11月から個別登校を試行。かつて4年前に行われた試行では約9割が反対したが、今回は事前の安全対策を周知した上で実施した結果、保護者の88%が継続を支持した。背景には、高学年の負担軽減や、共働き世帯における当番制の解消といった「時代に合った運営」へのニーズがある。
同校5年生の保護者は「学年が上がると自分のペースで行きたいもの。班だと上の子が下の子を抑えなければならない負担感もあった」と変化を歓迎する。
希望家庭に発信機
個別登校移行に伴う不安を解消するため導入を決めたのが、県内では藤沢市と小田原市の2つの自治体で導入実績がある株式会社ottaの見守りサービス。IoT(モノがネットにつながる仕組み)を活用し、同校PTAでは4月から希望家庭の児童にはランドセルに装着するお守り型の発信機を無料配布する。
6年間充電不要の端末が、通学路沿いの店舗や事業所など約20カ所に設置された基地局と通信し、保護者はスマートフォンで登下校の履歴を確認できる仕組みだ。同社の佐藤大輔さんは「PTA主導での導入は県内初。新たな安全対策の選択肢になれば」と期待を込める。同様の取組みは、緑区の十日市場小学校PTAでも4月から開始される。
スリム化で自発促す
長岐会長は「PTAは任意団体。強制ではなく、関わってよかったと思える活動を」と、役員ノルマや全委員会の廃止など、組織のスリム化を断行した。
現在はアプリを活用したボランティア制へ移行。地域の農園と連携し、大人が自然にまちへ出て見守りの目を増やす「見守りマルシェ」の開催など、負担感を減らし地域とつながる新たな活動作りに注力している。
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