湘南ベルマーレの第31節は9日、6位のセレッソ大阪に0対1で敗れて6連敗となった。翌日、松本山雅FCがサガン鳥栖に敗れ、ベルマーレの順位は16位のままで変動はなかった。
ベルマーレは、前節から先発5人を入れ替える大胆なメンバー変更に打って出た。GKにはJ1初スタメンとなる富居大樹が起用された。
試合は残留に向け白星が欲しいベルマーレが押し込んだ。前線からプレスを仕掛けるベルマーレらしい試合運びで主導権を握り、サイドから高さのある指宿洋史にボールを集めて起点を作って相手ゴールを脅かした。シュートで終わるシーンも多く、攻撃的な姿勢を見せた。一方、守備では富居が判断良く飛び出して相手の好機を潰し、あわやというところでも冷静に対応。身体を張ってゴールを死守した。
試合が動いたのは後半5分。左クロスを頭で合わせて右隅に流し込まれてセレッソが先制。同点としたいベルマーレは、松田天馬のダイビングヘッドや途中出場の梅崎司がミドルでゴールを狙ったが、相手GKが好セーブを連発。終わってみれば相手より多い、13本のシュートを放ったが、1点が遠かった。
敗れたベルマーレは6連敗となり、悪い流れを断ち切れなかったが、次節(11月23日・FC東京戦)に期待を抱かせる内容だった。
|
<PR>
平塚版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>