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平塚・大磯・二宮・中井 社会

公開日:2020.09.03

ふれあい動物園
カピバラの施設整備へ
元市民の寄付金を原資に

  • 同園で飼育されているカピバラ(5月撮影)

 平塚市は、総合公園ふれあい動物園内にカピバラの施設を整備する。カピバラは今年1月に同園が引き取り飼育しているもの。予算は元市民からの寄付金を原資としており、総合公園管理庶務事業として620万円を9月補正予算に盛り込んだ。

 平塚市は総合公園内「ふれあい動物園」にカピバラが生活する施設整備を行う。「水鳥コーナー(池)」の一部で、温熱機の設置やカピバラが温水に浸かれる施設を整備するという。

 着工は来年度以降の予定で施設の設計費を9月補正予算に計上。元市民2人から「動物園のために使ってほしい」と寄付された2000万円を基に改修を進めるという。

 このカピバラは昨年夏から年末にかけて湘南を放浪し、大磯町で保護されたもの。今年1月に同園が引き取り飼育している。元々は人に飼われていたペットだが、野生化して人に慣れていないため、一般公開はしていない。ペット時代は「チョコ」という名前。ネットでは「かっぴー」という名前で呼ばれているが、正式な名前は決まっていないという。

 落合克宏市長は「カピバラは、コロナ禍の中でも温かい話題を提供してくれる。市民の皆さんに楽しんで見てもらいたい」と話した。

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