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「買い物支援」を予防に繋げ 通所施設が新たな取り組み

社会

掲載号:2021年3月4日号

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鮮魚を持ち帰る施設利用者
鮮魚を持ち帰る施設利用者

 新型コロナウイルス感染症の影響で、外出を控える高齢者が「欲しい食材を購入できない状態にある」として、通所介護フィジオルーム見附町の田中一秀代表が生鮮食品の買い物支援に乗り出した。購入した食品を使って調理を促し、介護予防にも結びつけようと試行を重ねている。

 先月24日、同所施設の片隅に田中代表が平塚市漁業協同組合から購入した「朝どれ鮮魚パック」が並んだ。魚介類の販売には食品衛生法に基づく許可を必要とするため、この日は『おすそ分け』という形で利用者に提供。サバやスズキ、ウマヅラハギなど地元の海で獲れた鮮魚の数々は瞬く間になくなった。

 同所は主に身体機能向上を目的としたサービスを提供。50代〜90代の約70人が利用しており、体操や筋力トレーニングを通じて自立した生活を送るための基盤づくりに励んでいる。

 田中さんはコロナウイルス感染予防で、外出を控える高齢者の心身の活力低下を懸念。「買い物を控えている」「食品の購入を我慢している」といった利用者の声を耳にして購入支援の模索を開始した。

 「お惣菜やお弁当など何でも揃うコンビニも便利だけど」とした上で、田中さんは「自分で作ることも大事なリハビリ」と利用者に調理を促す。食材を切ったり、盛りつけたりすることが認知症予防になると言い、「美味しい料理ができたら達成感もあってリフレッシュできる」と笑う。

 田中さんは「みんなが喜んでくれた。利用者ニーズとマッチした」とし、今後も鮮魚を定期的に提供したいとしている。一方、販売するには保健所等への申請許可、専用設備が課題。「関係者の知恵を借りながら高齢者の支援に繋げる取り組みとして手法を模索する」と力を込めた。

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