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平塚・大磯・二宮・中井 文化

公開日:2022.04.14

里山保全団体
20年の活動が結実
ボランタリー表彰受賞

  • 賞状を手にする荒井会長(中央)と会員ら



 神奈川県はこのほど、2021年度かながわボランタリー活動推進基金21ボランタリー活動奨励賞を発表し、平塚市からは土屋を拠点に活動する「里山をよみがえらせる会」が選ばれた。





 同表彰は、地域社会への貢献度が高く、さらに継続発展が期待できる活動に取り組んでいる団体を表彰するもの。





 同会は2000年から20年間にわたり、山林や休耕地の整備、里山での子どもたちの遊び場作りなどの活動を続けている。里山の保全活動を行う他団体や大学生との米作りやそば打ち体験など、幅広い活動にも取り組んでいる点が評価された。





 荒井啓三代表は今回の受賞を受け、「最初は半信半疑でしたが、賞状を見て実感がわきました。20年間の活動が評価されてうれしいです」と喜びを話す。





 同会は、産業廃棄物で埋められていく谷戸や、管理者のわからない田畑や山林を昔の姿によみがえらせ、里山での子どもの遊びや昔からの文化を残そうと、土屋字寺窪の山林を借り受けてスタートした。農産物の栽培や収穫のほか、落ち葉の坂すべり、ツリーハウスなど里山のさまざまな遊びの場を子どもたちに提供している。





 荒井代表は「この里山を利用して土屋の活性化を図りたい」と今後の展望を話した。

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