平塚・大磯・二宮・中井 文化
公開日:2022.07.14
平塚市文化芸能協会
30周年チャリティ公演
大河テーマ編曲者など出演
平塚市文化芸能協会(府川勝会長)が7月31日(日)、舞踊や箏、フラダンスを披露する30周年記念「七夕チャリティ公演」をひらしん平塚文化芸術ホールで開催する。午前11時開場、11時30分開演。入場無料。大橋喜久優理事長(本名・関優子さん)は「30年を迎えられてうれしいです。ぜひ伝統芸能に触れに来て」と開催を待ち望む。
「大橋喜久優」は山田流筝曲教授の看板を授かったときにもらった教授名。宮城県仙台市に生まれ、祖母の影響で6歳の頃から箏を始めた。
丸い爪をつけ、箏に対して正面に座って演奏する「山田流」。謡いながら弾くのも特徴で、大橋さんは自然と能楽や鼓にも興味を持ち学んだ。ピアノやオーケストラも経験し、本物の芸術に触れる面白さを子どもながらに体験した。
現在、自宅のある平塚市中里のほか、仙台と日本橋に稽古場を持ち、80歳から小学生まで、18人ほどの弟子に教えている。大橋さんは「稽古場への入り方や座り方など作法も自然と身につく。チャリティ公演では小学生の弟子3人も演奏します。私が学ばせてもらったことを子どもたちに継承することが何よりもの役目」と話す。
公演には同会所属団体のほか、日本舞踊の西川流宗家後継五代目西川箕乃助さん、NHK大河ドラマ『八重の桜』『天地人』のテーマ曲の編曲を行った相馬邦子さんらが出演する。
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