平塚・大磯・二宮・中井 社会
公開日:2022.09.15
平塚市
お守り型リーフレット作成
中高生に配布
9月10日から16日は自殺予防週間。平塚市では9月12日から市内中学校16校と中等教育学校1校、高等学校7校に「中高生向けお守り型相談窓口リーフレット」の配布を開始した。
同リーフレットは若年層の自殺対策の一環として、子どもや若者向けの相談窓口を掲載している。担当の市福祉総務課では「全国的に10代の自殺が増えている。市内で増えているわけではないが、若年層に向けたアプローチの必要性を感じた」という。
表面のデザインは平塚市出身のオノルイーゼさんが手がけた。様々な花が描かれており、カモミール「逆境に耐える、苦難の中の力」やムラサキケマン「あなたの助けになる」など、それぞれの花に自殺対策を意識した花言葉を忍ばせている。市担当者は「お守りサイズなので携帯しやすく、相談先のホームページの二次元コードを入れました。持ち歩いてもらえれば」と話している。
「一人で悩まないで」
市の自殺者数は2014年度33人、15年度43人、16年度37人、17年度47人、18年度48人、19年度45人、20年度32人、21年度47人とほぼ横ばい。高齢者や生活困窮者、勤務・経営者が多い特徴という。同課保健福祉総合相談のこころの健康に関する相談は、20年度が76件、21年度が69件だった。同課では「一人で悩まずお電話ください」と呼びかける。
市では2008年7月に「平塚市民のこころと命を守る条例」を施行。年間を通して自殺対策の取り組みを進めるこころと命のサポート事業を展開している。相談窓口は【電話】0463・21・8779。
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