平塚・大磯・二宮・中井 社会
公開日:2022.10.20
久光重貴さん弟邦明さん講演
「きっかけ作れる人に」
福祉専門校創立記念事業で
神奈川社会福祉専門学校(立野町)の創立30周年を記念したセミナーが、10月12日に中央公民館で開催された。学校法人鶴嶺学園が運営する同校と、日本ヒューマンセレモニー専門学校(八重咲町)の在校生、関係者など約70人が参加した。
講演には、湘南ベルマーレフットサルクラブでプレーした故・久光重貴さんの弟で、一般社団法人Ring smile代表の久光邦明さんが登壇。2020年に肺腺がんで亡くなった重貴さんは、現役時代に特別講師として「いのちの授業」と題した講演を行うなど同校と親交があったことから、邦明さんも周年事業に協力した。
生前に重貴さんが立ち上げた同法人は、小児がんの子どもたちを支援するためのプロジェクトに取り組んでおり、現在は邦明さんが活動を引き継いでいる。
ベルマーレフットサルクラブで重貴さんと共にプレーした経験もある邦明さんは、「『フットサルリボン』兄久光重貴の足跡、そして私のこれからのチャレンジ」と題して講演。少年時代からの思い出話や重貴さんの遺志を継いで行っている同法人の活動について語った。
病を抱えながらプレーを続け、懸命に生き抜いた重貴さんの姿から、目標を設定して物事に取り組むことや時間の大切さなどを学んだという邦明さん。講演の中で「笑顔で楽しむこと、チャレンジすることなど、いろんなきっかけを作れる人になりたい」と語り、参加した学生には「目標を思い続ければ、原動力になって力になる。皆さんも全力で物事に向き合い、誰かのきっかけとなるような人になってくれたらうれしい」とエールを送った。
セミナーでは同クラブに所属する鍛代元気選手も講演し、「夢をかなえるアクション」をテーマに行動指針や自分と向き合う方法などを解説。シンガーソングライターのリトルキヨシさんによるライブも行われた。
同校の30周年にあたり、鶴嶺学園の竹内圭介理事長は「実習先や卒業生の勤務先、支えてくださった先生方など、バトンをつないでくれた方がいるからこそ今日がある。これからも、福祉サービスを担う新しい一歩を踏み出したい」とあいさつした。
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