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平塚・大磯・二宮・中井 コラム

公開日:2024.03.07

ベルマガ通信 3月2日アウェー湘南2-1京都
元監督に見せつけた新しい湘南
サンガスタジアムで未だ負け無し

  • 決勝点を挙げた鈴木章斗選手。周囲の喜びように反して、本人はいたって冷静。次は流れから仕留めたい

 開幕節の川崎戦で1失点目を喫した際、選手間でのやりとりが印象的だった。その点について、茨田陽生選手に聞くと「少しでも自分たちで改善しようという意識が高まっている」と語った。

 京都戦であやうさを感じるほどだった前半の序盤は、徐々に修正されていった。選手たちによるそうした細やかなコミュニケーションが結実したのだろうと想像する。

 田中聡選手の復帰後初ゴールと、鈴木章斗選手の決勝点は、いずれもセットプレーによるものだった。試合後の記者会見で、山口智監督が「流れの中では点が取れていない」と語るように、次はそうした攻撃からの得点を見たい。

 目新しく映る今年の湘南は、フォーメーションだけではない。新しい取り組みを進める中で形になった時、何という言葉で形容されるのか。近い将来の完成が楽しみだ。

(ベルマガ:浜地隆史)

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