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平塚・大磯・二宮・中井 社会

公開日:2024.06.13

職場の声援「頑張るモチベ」
SEISA OSAレイア 国吉さん

  • 電話対応などを担う国吉さん

    電話対応などを担う国吉さん

 アマチュア女子サッカーの最高峰「なでしこリーグ」の2部に2024年シーズンから参入している「SEISA OSA レイア湘南FC」(大磯町)。チームに所属する多くの選手が、学業や仕事を両立させながら競技に打ち込んでいる。

SCNの「アスリート契約社員」に

 国吉花吏埜(かりや)さん(18)は今年3月に星槎国際高校湘南(大磯町)を卒業し、ケーブルテレビ局「湘南ケーブルネットワーク株式会社」(宝町)にアスリート契約社員として入社した。

 故郷の沖縄県糸満市では小中学校時代に男子サッカーチームでプレーし、女子チームのある同高校に進学した。「中学1年生の時から、パスサッカーで丁寧に攻める星槎のサッカーに憧れていた。自分の成長を考えて進路を決めた」と振り返る。

 同社では、問い合わせなどの電話対応や窓口業務などを担当。これまでアルバイト経験はなく、「電話を取るのは緊張するし、言葉遣いなど分からないこともある」といい、「先輩たちのやり取りに耳を澄まして学んでいます」と、社会人としての基礎を自らに叩き込む日々だ。

 同社でも、土日は試合優先、週3日の練習日は早退を認めるなど、競技に打ち込む環境をサポート。子育て中などの理由で時短勤務している社員もいるため、国吉さんのような働き方には対応しやすかった。「アスリートが入社し、元気よくあいさつする姿勢や、仕事とサッカーを両立させる様子を身近に感じることで、職場の雰囲気にも良い影響があるのでは」と、働きぶり以外の面でも国吉さんに対する期待は大きい。

星取表でエール

 同社の壁にはレイアの星取表が掲示され、チームの勝利や国吉さんがゴールを決めると花の飾りなどで祝っている。柏手茂社長は「ファンよりも近い家族のような距離で、ハラハラどきどき応援している」と目を細める。国吉さんの日本代表入りを熱望しているといい、「それが巣立ちの時だとしても、その背中を応援し続けたい」。

 国吉さんにとっては、職場からの声援もモチベーションにつながっている。「持ち味のスピードを生かして観客を沸かせたい。たくさん点を決めて、壁の花を増やしていきます」。レイアでの活躍を見てもらうことが、会社への恩返しになると信じている。

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