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平塚・大磯・二宮・中井 スポーツ

公開日:2025.07.04

少年野球湘南エース
一丸で県ブロック優勝
8月に全国大会へ

  • 優勝を喜ぶメンバー

 少年野球クラブ「湘南エース」(曽根田忍代表)が6月5日、「ミズノドリームカップジュニアトーナメント神奈川県予選Aブロック」で優勝し、8月に兵庫県などで開催される全国大会の出場権を初めて獲得した。

 県内の少年野球チームが3ブロックに分かれて戦う同大会。湘南エースは28チームが参加するトーナメントを勝ち上がり、準決勝で8対1と快勝、決勝では鷹取トップスと対戦した。

 決勝戦は、初回に先制するも2回に追いつかれる気の抜けない展開。4回に勝ち越したものの、5回に逆転されて、最終6回、古川瑛翔さん(6年)の3塁打で再逆転に成功した。その裏、投手の安田我琥斗主将が渾身のピッチングで相手打線を抑え、全国への切符を掴んだ。古川さんは「絶対打てると思っていた」と、値千金の決勝打を振り返った。

 8月8日から始まる全国大会は、準決勝から甲子園球場で開催される。チームとして初めての大舞台に向け、エース投手の小川慶士さん(6年)は「全国でベストプレーが出せるよう頑張りたい」と意気込んだ。

他大会でも躍進

 同チームは6月に行われたスポーツ少年団神奈川県軟式野球大会でも5回目となる優勝を飾り、7月に行われる関東大会に進む。

 平塚市なでしこ小学校を拠点に活動する同チームは、走攻守のバランスが取れた野球が特徴。今大会、主力選手のけがもありながらベンチ含めた全員野球で勝ち抜いた。大羽顕稔監督は「選手たちの『勝つんだ』という強い気持ちがこの成績につながった」と話した。

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