森守る「黄色い」百獣の王 ライオン(株)が市と協定
ライオン(株)小田原工場(市内田島、廣實治(ひろざねおさむ)工場長)は、CSR(企業の社会的責任)による社会貢献活動として、小田原市および市外二ヶ市町組合と森林保全活動の実施について協定を結んだ。企業のCSR活動に関して誘致を行っていた小田原市にとって、ライオン(株)が最初の例となった。
20日には市内久野の塔ノ峰青少年の家付近の「ライオンおだわらの森」で同工場の従業員約100人が下草刈りなどの森林保護活動を行った。「おだわらの森」の下草刈りは、春と秋の年2回を予定。他に市や組合のニーズを聞きながら活動を続けていく。
廣實工場長は「工場が出来て48年間の恩返しと水資源をはじめとする環境保全のため(森林整備を)行うことにした」と説明。「マンパワーを提供できるのが当社の強み。活動を通じて、次世代の子どもたちのために環境の大切さが伝われば」と活動の意義を話した。
下草刈りの間、従業員の子ども達は市農政課が準備した竹とんぼや寄木細工などを楽しんだ。
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