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足柄上病院シリーズ【10】 医療レポート 「チーム医療の調整役に」 看護局長に話を聞きました
足柄上病院の看護師は非常勤も含めると約250人。看護局のトップを務めるのが高橋親子(ちかこ)局長(日本看護協会認定看護管理者)だ。今回は患者にとって一番身近な存在である看護師の人材育成や看護活動などについて聞いた。
「私たちの目指す看護は、病院方針を踏まえ、患者さんの願いなどを尊重しながらケアに当たり、患者さん中心の看護を実践することです。苦痛や不安を減らし生活機能改善への支援を行うとともに、必要な情報を提供し、退院後も在宅で安心して継続したケアが受けられるよう調整します」。
そのための「人材育成」は欠かせないという。
「看護科長が看護師一人ひとりのキャリアカウンセリングを行い、各人が目標を設定。研修や看護実践を通してその目標を達成させていきます。本人の主体性を大事にし、やりがいが実感できるよう支援します」。医療人口が減るなかで、看護師はチーム医療の調整役の役割も求められている。
同院の修学支援制度を利用して資格を取得する看護師は増えている。現在、感染管理・皮膚排泄ケア看護、がん化学療法看護、がん性疼痛看護、小児救急看護、救急看護、糖尿病看護など9領域12人の専門・認定看護師が在籍する。看護専門外来も設けており、「糖尿病フットケア外来、ストーマ外来、母乳育児外来、助産師外来、外来化学療法相談」などがある。「地域の高齢者施設等にも講師を派遣できるので気軽に声をかけてほしい」と話す。「地域に必要とされるよう、職員一丸となって頑張ります」。
取材協力・県立足柄上病院
地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立足柄上病院
神奈川県足柄上郡松田町松田惣領866-1
TEL:0465-83-0351
FAX:0465-82-5377
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こどもタウンニュースけんせい4月18日 |
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