小田原城北工業高校卒で大阪成蹊大学1年の山内愛さんが4月28日・29日に行われた織田幹雄記念国際陸上競技大会の女子やり投げで55m73を記録し2位。5月5日のセイコーゴールデングランプリ陸上2013東京で52m84を投げ8位と、連続入賞する活躍をみせた。どちらも日本グランプリシリーズと呼ばれる、世界陸上や夏季五輪の選考を兼ねる重要な大会。
山内さんは2大会を振り返り「織田記念では2位になれるとは思わなかったが、記録は狙っていた。飛んだ実感はなく、教わったことをできたという感じだった。ゴールデングランプリは疲れが出ていた。記録よりも、大きな舞台に立てたことを楽しめた」と前向きなコメントを残した。
次の大会は東京・味の素スタジアムで6月7日(金)から9日(日)に行われる日本陸上競技選手権大会。この大会はモスクワ世界陸上の選考会も兼ねる。「目標は自己ベストの更新。まぐれで飛ばしたと思われてしまうので」と笑いながらも闘志を燃やした。