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公開日:2013.08.31

関東大震災から90年
記録で綴る小田原の記憶
市郷土文化館で特別展

  • 市内の様子が克明に記録されている

 1923(大正12)年に発生した関東大震災から明日9月1日でちょうど90年を迎える。市郷土文化館では、当時の小田原の被害の様子などを伝える特別展を開催している。



 特別展では市内の様子を撮影した写真や、東京・大阪などで発行された号外、日記等の資料約80点が展示されている。また震災当時、小田原町幸町(現本町2丁目)に住んでいた故・小暮次郎さんが撮影した写真や震災体験者へのインタビューを収録したフィルムも上映している。上映は午前9時半、11時半、午後1時半、3時半からの1日4回、時間は約30分。同館の学芸員、大貫みあきさんは「90年前の震災を経験した人は少なくなってきている。改めてかつての震災を知ってほしい」と来館を呼びかけている。



 9月7日(土)には、国立歴史民俗博物館客員教授の北原糸子さんによる記念講演会を開催。災害史の第一人者の北原さんが「震災を伝える」をテーマに講演する。場所は市民会館5階で午後1時半から3時まで。定員は先着60人、聴講希望者は要事前申込み。参加無料。



 特別展は9月16日(月・祝)まで、入館は無料。開館は午前9時〜午後5時で期間中は無休。問合せ、講演会の申込みは同館【電話】0465・23・1377。

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