小田原木材が七変化 市役所2階に木の一角
小田原市役所2階で、やさしい色合いの木目が来庁者の目をひいている。
設置されているのは、間伐材を使った「木っずスペース こゆるぎひろば」。赤ちゃんや幼児が木に触れ合いながら安全に遊べる空間を作りたいと市が発案、木材に携わる団体の協力で企画・製作された。4月下旬の設置当初は展示のみの予定だったが、市民の要望で、5月の連休明けから利用ができるようになった。
デザインは、昨年4月、間伐材を使って庁舎の総合案内所リニューアルを手がけた伊藤陽子さんによるもの。檜(ひのき)と椹(さわら)で市松模様に組まれた床には、鳥の足跡を模した焼印があしらわれるなど、随所に遊び心がうかがえる。ひろばを訪れた親子は「木の香りと肌触りが心地よい」と笑顔を見せ、初対面の親子の交流もみられた。
ひろばの両脇には、間伐材で作った木製ポストと、かまぼこ板でできた「かまぼこ城」も並び、さまざまなカタチに表現された小田原木材が一堂に会している。
ひろばは5月29日(木)までの平日、午前10時から午後4時まで利用可能、かまぼこ城とポストも同日までの展示となっている。(問)市農政課【電話】33・1491。
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9月28日~11月5日