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地域に咲かせる奉仕の花 小田原白梅ライオンズクラブが35周年

公開:2014年5月17日

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35周年を祝い、お堀端と諏訪の原公園に桜が植樹された
35周年を祝い、お堀端と諏訪の原公園に桜が植樹された

 小田原白梅ライオンズクラブ(倉田雅史会長)が創立35周年を迎えた。世代を超え、30代から90代までの経営者たちが協調して社会奉仕活動を行う同クラブ。「地域と共に夢のある奉仕」をテーマに、持ち前のチームワークを発揮して記念事業を行った。

 桜の開花時期になると、多くの花見客で賑わう小田原城。現在お堀端通りに植栽されている桜は樹齢70年~80年が経過しており、危険防止のため早急に植え替えが必要と診断されている。同クラブでは桜の名所を存続させようと昨年11月、植樹祭を行った。小田原市・植木医の協力のもと、危険度・景観等を考慮して特に樹勢が弱まっている10本を選定。ソメイヨシノ10本を寄贈した。

 また、県立おだわら諏訪の原公園にもヤマザクラ10本を植樹。地域緑化を進めるため、小田原市民にシンダイアケボノの苗木100本を配布するなど、地域を交えての「花咲かせ事業」として取り組んだ。

 今年3月には、世界的ピアニスト辻井伸行氏の日本ツアーを後援。相模女子大学グリーンホールで開催されたコンサートには、小田原市民10組20人を招待した。4月にはライオンズ関係者ら約200人が参加してのチャリティーゴルフコンペを開催。懇親会には元女子ツアープロの古閑美保さんを招き、チャリティーオークションを実施した。オークションで募った約50万円は、東日本大震災の義援金として、ライオンズクラブ国際財団を通じ被災地に届けられる。

 地域と共に「心に残る活動」を実践する同クラブ。メンバーからは多額の寄付が寄せられており、社会奉仕を大切にする一人ひとりの思いが、活動の原動力となっている。

地域に根差し歩んだ35年

 創立3年目の1980年から継続している献血活動は、これまで7697人が呼びかけに協力。2000年からは盲導犬育成募金を募り、日本盲導犬協会へは累計150万円以上を届けている。

 障害者施設の利用者を招き開催しているチャリティーボウリング大会は37回を数え、参加施設は年々増え続けている。プルタブリングを集め、これまでに車椅子40台とステアエイド2台を市立病院や福祉施設、学校に寄贈するなど、地元の福祉にも力を注いでいる。小学校高学年の児童を対象とした薬物乱用防止教室も毎年継続して行われている事業の一つ。これまでに市内22校で開催し、1597人が受講している。

 昨年は大型台風で被災した伊豆大島の復興を支援するため、小田原駅アークロードで募金活動を行うなど、地域に根差した奉仕活動に取り組み続ける同クラブ。35年間で延べ会員数は183人、活動に要した時間は3万643時間、金銭奉仕は1億1924万円に上る。

夏の自由研究へのヒント
早大教授と科学実験
5月24日 小田原市民会館小ホール

 小田原白梅ライオンズクラブが主催の「科学コンテスト」が、昨年から早稲田大学の全面協力により、「未来の科学者養成プロジェクト」として生まれ変わった。

 今年で7回目となる科学コンテストは、県西地区の中高生を対象に開催。9月に作品募集を行い、12月には自ら設定したテーマによる研究成果を発表する。身近な疑問を追及したものから高度な実験を要するものなど、研究テーマは様々。昨年は「涙の種類」や「海岸地形における津波の違い」、「アクリル板を伝わる弾性波の測定」などが発表された。

 応募前の準備段階から、早稲田大学が研究をサポート。相談から実験、試作など、大学研究室がバックアップする。7月にはキャンパスの見学や体験授業を予定しており、昨年は20人の中高生が参加。プロフェッショナルから直接指導を受けた。「科学への関心、研究意欲を高める環境づくりができれば」と、倉田雅史会長は話している。科学コンテストで優秀な成績を修めた生徒には、大学セミナーハウスでの科学合宿が予定されている。

 今年もはじまる同プログラム。第1弾は5月24日(土)に、小田原市民会館小ホールで早稲田大学基幹理工学部長の大石進一氏による講演会「科学実験のすすめ」が行われる。中高生と保護者を対象に目の前で科学実験を行い、紙コップでステレオを製作する。

 また、講演会終了後には、同プログラムの公募説明会を実施する。大学研究施設の見学ツアーの参加応募も受け付ける。ものづくりが好きな人、科学実験が好きな人、大学施設に関心がある人はぜひ参加してみては。

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辻井氏と楽屋にて

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元女子ツアープロの古閑美保さんを招いてのチャリティーゴルフ大会

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約100人が参加してのチャリティーボウリング大会

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集めたプルタブリングで車イスを寄贈

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児童に薬物乱用の怖さを伝える

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プラカードを手に献血の協力を呼びかける

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