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公開日:2025.12.25
市ボクシング連盟安藤さん
「マス」全国大会で優勝
中学生 優秀選手賞も
町田市ボクシング連盟に所属する中学3年生の安藤にあさんが先ごろ、マスボクシングの全国大会で優勝した。パンチを当てない寸止めのボクシングでカテゴリーごとに活躍した選手に贈られる優秀選手賞も受賞。安藤さんは「うれしい。やってきたことが出せた」と笑顔をみせている。
安藤さんが出場したのは11月に岐阜県で開かれた全日本マスボクシング選手権大会。正しい打撃動作に対して、相手の反応が遅い場合などに「当たった」とカウントされ、その数の多さなどを採点。勝敗が決まる。
トーナメント形式で行われた中学生男子の155センチ超の部に参加した安藤さんはスピード豊かな動きで相手を翻弄。1回戦から準決勝まで完勝し、決勝は競った試合になったものの、パンチを繰り出す「ハンドスピード」に勝る安藤さんが勝利をつかんだ。
「決勝も寸止めでなかったら倒していた自信はある。練習の成果を出すことができてよかった」と安藤さん。カテゴリーごとに活躍した選手に贈られる優秀選手賞も受賞した。
指導する忠生の協栄町田ボクシングジムの若林章喜トレーナーは「センスのある選手。初優勝での快挙。ボクサーとして飛躍していってほしい」と期待を寄せる。
世界王者に憧れ
安藤さんが本格的にボクシングを始めたのは中学入学時。幼いころ、現在複数の世界チャンピオンベルトをもつ井上尚弥選手の試合をみてその迫力に魅了され興味をもった。ボクサーだった父親の清さんと練習を積むようになり、「より本格的に」と協栄町田ボクシングジムの門を叩くことを決意したという。
強みの1つがそのリーチの長さ。171センチの身長に対し、リーチは180センチを超え、同じ階級の選手であれば、相手より一歩先にパンチが届く可能性は高い。そのうえスピード豊かで、今回のマスの大会では安藤さんの動きについていける選手はいなかった。
中学時代、競技人口が少ないことなどから、試合で力を試す機会に恵まれなかった安藤さん。予定する市内の高校進学後もボクシングを続けるつもりといい、「高校で経験を積み、プロとなって世界チャンピオンになりたいと思う」と意気込んでいる。
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