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小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2015.04.11

緊張走る、新幹線ホーム
接触事故想定し訓練実施

 JR東海は3月25日、小田原駅の新幹線ホームで、新幹線に人が接触したことを想定した訓練を行った=写真。訓練には警察、消防、公務関係者が参加。小田原駅に乗り入れている他の鉄道4社も訓練の様子を見学した。

 訓練は、接触事故の起きた駅のホームと接触により緊急停車した酒匂川付近の2つの現場と東京の本社を結び、実況見分の様子など、運転再開に向けた段取りを確認しあった。

 小田原駅の高橋泰弘駅長は「訓練は毎年行っているが、警察や消防が入ると臨場感がある」と緊張した面持ちで様子を見守った。また小田原駅ホームの現場責任者を担当した又農(またの)慶治助役は「早期の運転再開には確認が大切。特に線路上に人を下す際は、2次災害の危険性を認識しないと」と自らに言い聞かせていた。

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