小田原厚木道路下り線の小田原パーキングエリア(PA)で11日、小田原城前魚の新ブランド商品「カマスボー」の販売が始まった。
販売はカマスボーの形になぞらえ、11月11日11時11分。PRイベントとして先着11人には、カマスボーが無料で配られた。
一番乗りとなったのは、綾瀬市の春日克郎さん・明子さん夫婦。この日が明子さんの誕生日で、熱海への旅行の途中、寒いので温まろうと偶然立ち寄ったところ、カマスボーが進呈された。思わぬバースデープレゼントをもらう形となった明子さんは「カマスは普段あまり食べない。淡白な味もチーズがかかっていて美味しい」と喜んだ。
カマスボーはプレーン、カレー、チーズの3種類の味があり、どれも1本280円(税込)。平日50〜60本、土日は200本の売り上げを見込んでいる。
小田原PAは1日上下線で3万5千〜4万台が利用。圏央道の開通などもあり、交通量は増加傾向にあるという。中日本高速道路(株)では市からの販売協力の要請に対し、「少しでも水産業をはじめとする地域振興の役に立つのであれば」と快諾。市水産海浜課では「多くの人にPRするには高速道路のSAやPAが最適。小田原PAを足がかかりに販売店を拡大したい」と話した。
なおカマスボーは、小田原PAの他、ハルネ小田原、西武百貨店内の田中屋本店で購入可能。
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