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北欧織物に魅せられて 5月25日から小竹で展示会

文化

公開:2017年5月20日

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クッションとタペストリーを持つ石野夫妻
クッションとタペストリーを持つ石野夫妻

 馬や木、羊や花をモチーフに、色とりどりのウール糸で織り上げていくフィンランドやスウェーデンなどの「北欧織物」。小田原市小竹にある北欧織物研究会グロナトレッド(石野悦子さん主宰)は、5月25日(木)〜31日(水)まで同会アトリエ(小竹717の30)で「初夏の北欧織物展」を開催する。午前10時から午後4時。入場は無料。

 会場となるアトリエは閑静な橘団地の一角。扉を開けると、100種をゆうに超えるウール糸が目に飛び込む。室内を見渡せば、石野さんや織物教室の生徒が制作したクッションやバッグ、額入りのタペストリーなど北欧織物作品約50点が並ぶ。このほか、会期中は直輸入したトナカイの置物や木工の人形、キーホルダーやマグネットなど北欧雑貨も展示・販売される。

 過去に鎌倉で開催した際も多くの人が来場していたが、昨年から会場をアトリエに移した。悦子さんの北欧織物との出会いは友人の「習いたい」に連れられてだったが「私のほうが魅せられちゃって」と目を細める。都内の織の師のもとに通い、師に連れられてスウェーデンに行って以来、隔年で北欧を訪ねるという。

 「中国やアジアとは違うシンプルさがある」という北欧デザイン。「器用じゃなくてもできる織」、「家庭で簡単に出来る」というのが魅力といい、歴はかれこれ40年だ。垂直にかけた麻の糸の木枠に、北欧から直輸入したウールの横糸を織り込む。手工芸ならではの凹凸のある手触りは会場で味わうことができる。

 妻が織れば、夫・好胤(よしたね)さんは自分の「得意」でサポート。タペストリーの木枠を作ったり、座りながら手元で作業ができる織り機を作る。織り機は誰に習うわけでなく、作っては妻の使い勝手を聞き、さらに使いやすさを求める。展示会では好胤さんの木工作品も展示。悦子さんは「北欧ならではの柄や、色を楽しんでほしい。織物や雑貨、木工品を通して北欧デザインを感じて頂ければ」と話した。

 駐車場6台分あり。(問)同会【電話】0465・46・9359
 

会場のアトリエ内は北欧ものがいっぱい
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