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小田原・箱根・湯河原・真鶴 文化

公開日:2017.09.02

稲葉一族の墓所を修復
9月10日に墓前祭

  • (上)巨木によって壊された墓所(下)修復された現在の様子(8月21日撮影)

 徳川家光が敬愛した春日の局と江戸時代初期の小田原藩主・稲葉正勝が眠る長興山紹太寺(入生田303)で9月10日(日)、『墓前祭』が行われる。午前10時から11時(9時受付)。

 2014年7月、同寺は天候災害により巨木が倒れ、春日の局と稲葉一族の墓所が倒壊。甚大な被害を受けた。住職の武内徳昭さんは「巨木の撤去や墓石の積み直しには、作業時間や費用など、想定以上の課題があった」と話す。約3年の間、手つかずの状態が続いたが昨年7月、市民ボランティアや市文化財課の協力を得て修復作業を開始。8月末、元の姿を取り戻した。「ご心配をお掛けしておりましたが、皆様のお陰で無事に修復することができました。ありがとうございます」と住職。『墓前祭』は誰でも参拝可能。当日、参拝した人には大般若札が進呈される。※駐車場が少ないため参拝には公共交通機関を利用のこと。

 問い合わせは長興山紹太寺【電話】0465・22・7760へ。

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