第11回小田原映画祭シネマトピア2017のオープニングセレモニーが9月18日、小田原城銅門で行われた。台風18号の影響により屋外開催が危ぶまれていたが、台風一過によりもたらされた秋の薄暮の中、観客は上映作品『武士の家計簿』を観覧した。
上映前には森田芳光監督夫人でプロデューサーの三沢和子さんや、脚本家の柏田道夫さんをゲストに迎えたトークショーがあった。合田雅吏実行委員長は、製作発表された映画『地上の星 二宮金次郎伝』に自身も出演することに触れ、「撮影は来春。一つの夢として、自分の関わる映画で、小田原に縁のある題材なので、ここで上映できたらと思っています。再来年、もしかしたらここで上映できるかもしれないと思うと今から感無量です」と話した。
映画祭では本日23日(土)、小田原コロナシネマワールドで日本映画の名作や小田原ゆかりの映画、大藤信郎氏のアニメ作品を上映。明日24日(日)は同所でショートフィルム11作品と「ポエトリーエンジェル」を上映。
上映時間・料金などの詳細はインターネットで「小田原映画祭」と検索。または事務局【電話】090・7214・6401へ。